これぞインスタ映え!エメラルドグリーンが美しい神の子池

これぞインスタ映え!エメラルドグリーンが美しい神の子池

「神の子池」という池をご存知でしょうか。道東の山奥にある小さな池です。
池に至る林道は、大中型車は通行止めなので、乗用車などでしか行くことができず、土産物屋が軒を連ねている観光名所でもありません。
でも、訪れる人が後を絶たないのは、神秘的なまでの水の青さ。まさに自然が見せてくれる不思議です。
「神の子池」。どんなところなのかその魅力に迫ってみることにいたしましょう。

「神の子池」ってどんなところ?


道東は摩周湖の少し北側の山中に「神の子池」はひっそりと佇んでいます。2017年に「神の子池」周辺が「阿寒摩周国立公園」に編入されました。
「神の子池」の最大の魅力は、引き込まれてしまいそうなコバルトブルーを呈する水面の色。見飽きることがない、とまで言う人もいるくらい、インスタ映え間違いなしの色と言って良いでしょう。

摩周湖はアイヌ語で「カムイトー」(神の湖の意)と呼ばれ、その伏流水が湧き出したと伝えられていることから「神の子池」という名がついたのだそうです。
池の周囲は約220m、水深は最も深いところで約5m。水温は年間を通じて約8度。冷たい水です。
水は澄み切って池の底まで見通すことができ、倒木が枯れもせずに沈んでいるのが見えます。その間を、日本では北海道にしか生息しないオショロコマ(カラフトイワナ)が泳いでいます。

余談ですが、「神の子池」の解説のほとんどに、「神の子池」は摩周湖の伏流水が湧き出したものと書かれていますが、千葉大学による調査では、「神の子池」の水の成分比は摩周湖の水とは一致せず、摩周湖外輪山へ浸透した降水が湧き出したものと推定できたという結果が出たのだそうです。



なぜ青いの?


「神の子池」の青さを見ると誰しも思うのが「この不思議なまでの青さはなぜなのか?」という疑問です。
「神の子池」がある清里町や、きよさと観光協会のホームページにはこの疑問に答えてくれる記述は見当たりません。他のサイトを探してみると、水酸化銅の色のせい、青の光だけが水に吸収されずに底に溜まった白い火山灰に反射するため、という記述は見当たるのですが、公的機関や学者による解説は見つけることができませんでした。
不思議な青は不思議なままの方が、良いのかもしれませんね。



「神の子池」へはどうやって行くの?


先に書いたように、「神の子池」に通じる林道は大中型車は通行できません。旅行者の一般的な交通手段はレンタカーになります。「神の子池」までの距離はJR網走駅から約60km、女満別空港から約63km。幹線道路(道道1115線)から林道に入って約2kmで、駐車場は40~50台は停められそうな広さがあります。トイレはありますが、売店などはありません。
駐車場から「神の子池」までは木道が整備されているので、歩きやすく安全に行くことができます。
(徒歩の場合は、JR釧網本線の「緑」駅から「神の子池」まで約11km)



冬は行けるの?


まさに秘境といえる「神の子池」ですが、厳冬期に訪れることも可能です。きよさと観光協会と民間会社がスノーシューツアーを開催していて、純白の世界に映える神秘の青は一見の価値があります。



他に見どころはないの?


「神の子池」は摩周湖のすぐ北にあります。「神の子池」に行くなら摩周湖にも行ってみましょう。一番近い、裏摩周展望台までは約11kmです。
「神の子池」から網走方面に戻る際には「さくらの滝」に寄ってみましょう。高さ約3mの滝で、夏場にはサクラマスが滝越えのために飛び跳ねるところを見ることができます。これだけのジャンプをする場所は世界的にも珍しいといいます。



まとめ


観光バスがずらりと並ぶ、という観光地ではありませんが、知る人ぞ知る穴場です。道東を訪れる際には、車を借りて足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。(画像は写真ACより)

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