札幌の冬の風物詩、有名どころ以外にどんなのがあるの?

札幌の冬の風物詩、有名どころのおさらい

札幌、北海道が大好きな皆さんには釈迦に説法だと思いますが、札幌の冬の風物詩、有名どころをおさらいしておきましょう。

まず筆頭は「さっぽろ雪まつり」。例年2月の開催です。次は「さっぽろホワイトイルミネーション」。11月から翌年3月までです。三番目は「ミュンヘンクリスマス市」でしょうか。11月末からクリスマスまでです。

いずれも、風物詩というよりは誰もが知っているといえそうな有名イベントです。華やかなイベントから目を転じて、観光目線では取り上げられることの少ない風物詩を探してみました。

札幌の冬の風物詩

雪虫

これは「冬の」というより「冬の訪れを告げる」風物詩です。毎年、そろそろ初雪かなという頃になると、米粒くらいの大きさで毛玉のような虫が舞い始めるようになります。

正しい名称は、トドノネオオワタムシ。通常は羽のない状態で固まって生活しているそうですが、冬間近になると羽のある成虫が生まれて飛び回ります。飛翔力が弱く、わずかの風にもふわふわと流されるので、雪のような姿がよりいっそう雪に見えるのです。

観光目的で冬の北海道に行く場合は、ほとんど根雪になってからでしょうから、観光客が雪虫を見る機会はあまりないと思います。でもこの時期、道産子は雪虫が飛び始めると冬が目の前ということを知ります。雪虫は、間違いなく雪国に冬の訪れを告げる風物詩のひとつなのです。

ササラ電車

冬本番となり、札幌市内に雪が積もるようになると、ササラ電車の出番です。ササラ電車はニュースでも取り上げられるので、ご存知の方も多いでしょう。

ササラ電車とは、要するに除雪用の電車で、札幌・函館両市の市電で活躍しています。札幌市では正式名称を「ロータリーブルーム式電動除雪車」と呼んでおり、大正時代から走っています。

積もった雪を放っておくとレールを埋めて固まってしまうので、新雪のうちに掃き飛ばしてしまわなければなりません。このため、ササラ電車は毎朝4時に出動する他、雪が降ると出番です。

「ササラ」とは、竹を細く切って束ねたもの。いわば昔のタワシです。ササラ電車は、ササラ(この場合は竹ぼうき)をぶんぶん回して線路上に積もった雪を豪快に跳ね飛ばしながら走ります。竹は線路を傷つけないところが良いのだそうです。

鉄道ファンにはとても人気で、全国からその雄姿を見学しにファンがやって来るそうです。札幌が本格的に雪の季節に入ったことを告げる風物詩です。

雪堆積場(雪捨て場)

本格的な冬になってしばらくすると、札幌市内に積もった雪はかなりの量になります。

札幌は、人工100万人を超える大都市としては、世界で最も降雪量の多い都市だということをご存知でしょうか。なんとひと冬で6mを越えます。札幌市は、年間150億円以上の予算を計上して除雪を行っています。

これだけの量の雪は、どのように処分されているのでしょうか。先ほどのササラ電車もその方法のひとつですが、他にも、除雪車や、前に除雪用のアタッチメントをつけた車両が轟音と共に走る姿を見たことがある方もいらっしゃるでしょう。

こうして道路から除けた雪はどこへ行くのでしょう。実は、札幌市内に何十箇所も雪の堆積場が用意されていて、そこに捨てられているのです。捨てられた雪は巨大な山になっていきます。札幌市民は当たり前過ぎて見向きもしませんが、これも冬の札幌の風物詩です。

観光目的でわざわざ雪堆積場を見に行くほどのことはないと思いますが、札幌観光を終えて、新千歳空港に向かう電車から雪堆積場を見ることができます。

札幌駅を出て数分、JRの貨物ターミナルを過ぎたあたりで、千歳に向かって右手に、巨大な台形状の雪山が見えてきます(もちろん積雪量にもよりますが)。

雪を運んできたダンプや、降ろされた雪を整地するための重機が見えると思います。これが雪堆積場に積み上げられた雪です。これが札幌市内に数十箇所。降った雪の量を想像してみるのも思い出のひとつになるでしょう。

まとめ

冬に札幌を訪れる機会があれば、こういうところに目を向けてみると、新しい発見があるかもしれません。

(画像は写真ACより)


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