さっぽろテレビ塔展望台から札幌の街を見渡そう!

札幌の観光写真で必ず登場するのが、北海道庁旧本庁舎、時計台、クラーク博士像、北大のポプラ並木、そして大通公園とテレビ塔。さっぽろテレビ塔は誰もが認める札幌を代表するランドマークです。テレビのニュースで、まっすぐに延びる大通公園を見下ろすアングルで札幌市内が映し出されることがありますが、これがテレビ塔からの眺め。札幌の街中で札幌市街を眺めるのにここ以上のスポットはありません。

さっぽろテレビ塔展望台から見える景色

何が見える?

さっぽろテレビ塔展望台の高さは地上90.38m。高さでは、札幌駅のJRタワー展望台の160mに抜かれてしまいました。でも、大通公園東端という絶好のロケーションがさっぽろテレビ塔展望台の観光スポットとしての地位を不動のものにしています。

テレビ塔から西にまっすぐ延びる大通公園。その向こうに見える山々。目を凝らせばスキージャンプの国際大会が開かれる大倉山ジャンプ競技場も見えます。冬のホワイトイルミネーションや雪まつりを筆頭に、大通公園で開催されるイベントを眺めるにはまさに特等席です。

西方向の眺めがあまりにも有名なので、それ以外の方向の眺望はあまり話題に上りません。ところがどっこい。テレビ塔の北、東、南には広大な石狩平野の眺望が開けており、札幌の街並みをはるか遠くまで見渡すことができるのです。

季節ごとの見どころとおすすめの時間帯

本州より緯度が高い北海道では、5月を過ぎると陽が長くなるのを感じるようになります。夕方から夜のとばりが下りるまでのわずかな時間、見事な光景を楽しむことができます。写真の用語でいうところのマジックアワーですね。

春は、昼間の明るさが残る18時頃から暗くなるまでの時間帯がおすすめです。

札幌の夏の魅力は、なんといっても湿気の少ない爽やかさです。本州以南が梅雨の湿気でうんざりしている時に、札幌の晴れの日を体験すると、移住したくなること請け合いです。

初夏から夏にかけては、YOSAKOIソーラン祭り、ビアガーデン、噴水、そして爽やかな空が北海道ならではの夏を感じさせてくれます。

夏のおすすめ時間帯は昼間です。

札幌では10月も半ばを過ぎると木々が色づき始めます。北海道ではこの時期、ナナカマドが赤い実をつけ、鮮やかな紅葉となります。陽が傾くのも早くなり、夕日を鮮やかに反射するビルの壁、大通公園の向こうに沈む夕日が見どころです。

秋は16時頃から日没までの時間帯がおすすめです。

冬の札幌は、さっぽろホワイトイルミネーションやさっぽろ雪まつりが開催されます。雪まつりの雪像群は昼間でも楽しめますが、やはり眺めがダントツで素晴らしいのは夜のイルミネーションとライトアップです。

冬は絶対に夜の時間帯がおすすめです。

役割の変遷、設計した人

さっぽろテレビ塔は、その名の通り、テレビ電波を送受信する電波塔として1957(昭和32)年に完成しました。高さは147.2メートル。できたのはなんと東京タワーよりも先なのです。ちなみに、東京タワーの完成は翌1958(昭和33)年です。

札幌には、電波の送受信をするにはさらに適したところ(つまり「山」です)があり、完成した年の暮れには手稲山(標高1023.1m)山頂に送信所が作られました。

1969(昭和44年)1月にはすべてのテレビ送信所が手稲山に移ってしまい、さっぽろテレビ塔は本来の役割を終えました。現在ではFM放送の中継所やNHKの予備送信所が残っています。

さて、さっぽろテレビ塔を設計した人をご存知でしょうか。

内藤多仲(ないとう たちゅう)という方です。「耐震構造の父」、「塔博士」とも呼ばれた方で、早稲田大学教授。1886(明治19)年生まれ、1970(昭和45)年没。

さっぽろテレビ塔の他に、名古屋テレビ塔、通天閣、別府タワー、東京タワー、博多ポートタワーなど全部で70基もの電波塔や観光塔の設計を手がけた方です。ゆえに「塔博士」。なんと、4000メートルの塔の構想図面が残されているそうです。

さっぽろテレビ塔 基本情報

所在地は、札幌市中央区大通西1丁目。アクセスは、札幌駅から地下鉄南北線または東豊線で「大通」駅下車。札幌駅から歩いても10分ほどです。

展望台入場料金は、大人720円、高校生600円、中学生400円、小学生300円、幼児(3歳以上)100円です。営業時間は9:00から22:00。

展望台の他に、下層にはスカイラウンジや貸しホール、地下にはグルメコートがあります。

まとめ

札幌に足を運んだ折には、大通公園でさっぽろテレビ塔を眺めるだけでなく、ぜひ展望台に上ってみましょう。展望台からのパノラマは、忘れられない記憶となることでしょう。

(画像は写真ACより)


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