満足できるウキがなければ作れば良い!

バルサ材

釣り具である「ウキ」の重要な役割の一つは、魚のアタリを知らせることです。感度が良い、軽量のウキは、魚のアタリが分かりやすい反面、波や風に弱く、遠投性もありません。

自作ウキの素晴らしさは、感度や遠投性が良くて、波や風にも強い、便利なウキができることにあります。また、ウキを作ることで、仕掛けにおける役割への理解も深まります。種類が多いウキですが、上手に選ぶコツだけでなく、付け方なども分かってきます。

ウキの制作には、バルサ材や発泡スチロール、桐、山吹などの軽くて強度がある、素材が使われますが、おすすめは、バルサ材です。バルサ材が一番入手しやすく、加工しやすい上に、値段も安いので、多用されます。

北海道で釣り!満足できるウキがなければ作れば良い!

バルサ材は、ほとんどのホームセンターで販売されています。バルサ材を選ぶ際は、なるべく密な木目のものを選びましょう。木目が密なバルサ材はしっかりしています。

非常に軽くて、浮力も強いバルサ材は、その分オモリをたくさん仕込めるので、大きくて重いウキだけでなく、小さくて軽い、高感度のウキも作れます。

作るウキのサイズが決まったら、ノコギリを使って、バルサ材を切り、同じサイズの板を2枚作り、2枚のバルサ材の板を中心に、定規を使って正確に線を書きます。書いた線に沿って、カッターナイフで芯材を入れる為の細い溝を掘ります。溝は少し小さめに掘ると、芯材が柔らかいバルサ材によく馴染みます。

溝が掘れたら、芯材となるステンレス棒とウキトップをはめ込み、位置を合わせます。この際、ステンレス棒とウキトップが、バルサ材の板より真っ直ぐ出ていることを、必ず確認しましょう(後から直すことはできません)。

ステンレス棒とウキトップの位置が決まったら、溝に液性硬化ボンドを流し込み、木工用瞬間接着剤を2枚のバルサ材の板(内面)に薄く塗り、しっかり貼り合わせます。木工用瞬間接着剤がはみ出た場合は、素早く拭き取りましょう。重しとなるものを載せ、乾燥させます(硬化時間は必ず確認)。

ボディの加工

接着剤が乾燥したら、ウキのボディを加工する作業に入ります。ウキのボディを塗装できる状態にするまでは、多くの作業があり、省いてしまうと、後で修正できなくなるので、確実に行っておきましょう。

ウキトップには、マスキングテープをしっかりと巻き、汚れや破損から守ります。最初は、カッターナイフで削りながら、大まかに希望の形に近づけていきます。形が大体整ってきたら、万力にルーターをセットして、ウキのステンレス棒をチャックで固定後、ルーターを作動させて、回転数を調整します。

ウキを左手で軽く掴みながら、ウキの表面を紙やすり(180番)

で磨きます。ウキの形が完成したら、300番の紙やすりで、表面をさらに磨き、最後は600番の紙やすりを使って、仕上げます。

ここで一度、ウキの削り具合が適切かどうかを判断する為に、実際にウキを水に浮かべて、浮力の確認をします。ウキが水没したら、ボディを削り過ぎたことを意味し、横倒れになったら、ボディをもっと削る必要があります。

芯が出た、直立の状態で浮けば合格です。ウキをドライヤーなどで乾かして、下地塗りに進みましょう。ウキを水に浸しすぎると、乾燥に時間がかかるので、注意が必要です。

下地となる「サフェッサー」をウキに塗る際、往復に塗ることを避け、1方向に沿って手際よく塗りましょう。均一に塗ることが重要で、綺麗に塗る必要はありません。

サフェッサーは、半日待てば乾燥しますが、ドライヤーを使う手もあります。ルーターを低速回転させながら、少しずつ濡らして、ウキを800番の水ペーパーで磨き、サフェッサーを再度塗ることを2回、繰り返すと、色塗りの為の準備が完了です。

色を塗る

ラッカーでウキに色を塗ります。ラッカーが完全に乾いたら、透明ウレタンを上塗りますが、手際よく塗るとこと、綺麗に塗るコツです。ウレタンが乾いたら、800番の水ペーパーを使い、丁寧に磨きます。

大きめのバケツなどに水をはり、作ったウキを実際に浮かべて、浮力の調整をします。切ることや継なぐことが可能な「ラセンオモリ」は、重さの調整がしやすいオモリです。「ナツメオモリ」の穴をドリルで広げると、ウキに差し込むことができ、ヤスリで削って浮力を調整します。

(画像は写真ACより)

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